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今月のアイルランド

IRELAND THIS MONTH 今月のアイルランド
第二十三回 2007年1月  
ポートムナ PORTUMNA

シャノン川がロック・デーグという湖に流れ込むところにある、ティペラリー州境の町。夏はクルーズ船の基地の一つとして旅行者も訪れるものの、著名な観光地があるわけでもなく、ましてシーズンオフの今は、観光客も殆ど見かけない、静かな町。好景気と言われるアイルランドですが、あまり活気も感じられず、栄えた感じも受けませんでした。

ポートムナ城 が、町のはずれ、ロック・デーグに近い所に厳然とそびえています。一昔前までは廃墟で荒れ果てていましたが、OPWが整備をして、現在は一般公開されています。今もメンテナンス工事が行われているようで、冬の間は休業で、立ち入ることができませんでした。下の写真は裏手から眺めたものです。

ポートムナ修道院 の廃墟は、なかなか立派で、部分的に当時の面影が強く残っています。これはフランシスコ派修道院で、13世紀から15世紀にかけて、この地にも宗教文化が栄えたようです。冬の今は訪れる人も全くなく、寂しくひっそりしていました。

廃業したビジネス をみるのは悲しいですが、好景気のアイルランド、その好景気の裏には必ずその影響を受けた人もいます。下がその典型で、暖炉屋さんですが、中はがらんどう。昔は当たり前のように普通の家にあった暖炉も、どんどん減っています。右は、何ということのない普通の家ですが、良くみると上に、Hibernian Bank と書いてあるのです。こんな所がかつては銀行だったのでしょうか?

ロック・デーグ は、シャノン川中流と下流の間をなす、大きな細長い湖で、ポートムナはその最上流部、シャノン川が湖に流れ込むところに位置する町です。町はずれにあるマリーナも、シーズンオフということで閑古鳥が鳴いており、代わりに水鳥がぱらぱらと戯れる湖畔は、たまに地元の人が散歩に訪れる程度で、静寂そのものでした。

可動橋 が、今も現役。このシャノン川が湖に流れ込む所には、高さの低い国道の橋があり、よほど小さなボート以外は下をくぐることもできません。そのため、この橋は今も、一日に何度か車を停めて回転し、船を通します。時刻表も決まっていて、多いのは夏の平日で一日6回、少ないのは冬の日曜で、一日2回です。その時はこの田舎町の国道にも渋滞ができます。右手の写真のように、湖の側にも船のための信号機があります。

マリア像 が、町の中心部の広場付近にいくつも見受けられました。それが結構不気味で、どんよりした天候も相まって、妙な迫力を感じます。左はまるで工事現場みたいな所にあり、真ん中のはどうも人が住んでいそうもない家の壁であり、右のはゴミ捨て場みたいなところに見捨てられたように存在していたのです。

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