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IRELAND THIS MONTH 今月のアイルランド
第二十回 2006年7月 ゴーリー GOREY
ダブリンから海岸沿いに南へ下がり、ウィックロウ州を過ぎてウェックスフォード州に入った最初の町がゴーリー。特徴の薄い小さな町にもかかわらず、意外な活気を持っており、国道の渋滞も相当なもの。好景気に沸く今のアイルランドを改めて感じさせられました。 |
クライスト・チャーチ は、町のメインストリートのはずれに立つアングリカンの教会です。有名なダブリンの大聖堂と同名ですが、直接の関係はなさそうです。現在の建物は1861年のものだそうで、典型的なゴシック様式の教会です。窓の形などにその特徴が現れています。綺麗に整備されており、素朴なパイプオルガンやステンドグラスが魅力的です。しかし観光地でもなく、訪れている人は誰もいませんでした。 | ||
鉄道駅 は、アイルランドの多くの町がそうであるように、町の中心からちょっとだけ離れた所にあり、駅前にはお店の一つもありません。町の中心に発着するバスの方が本数も多くて便利なので、本数も少ないローカル鉄道の斜陽化は著しく、と言いたいところですが、車を持たない外国人が全国的に増えているのと、鉄道の定時性・速達性が見直されているのとで、この駅の利用者は急増しているのだそうです。ゴーリーの町の慢性的な渋滞を見ると、それも納得が行くような気もします。 | ||
中華料理 は、もしかするとアイルランドで一番数の多い外国料理かもしれません。こんな小さな町にも、このように、チャイニーズ・レストランと、チャイニーズ・テイク・アウェイのお店があり、どちらもそれなりに流行っているようです。この小さな町のメインストリートを歩いた限り、あとはパブなどが中心で、フレンチやイタリアンのレストランも見かけませんでした。 | ||
コーナーハウス と言うのでしょうか、道路の交差点にある建物で、その角っこの曲線が優美で綺麗な建物がいくつもありました。別にこの町の特徴というわけではありません。勿論ここでももっと直線で角ばっている建物もありましたが、ともあれこんな風情のある建物がさりげなく見られるあたり、昔から結構裕福な町だったのかもしれません。 | ||
農産物 で有名なウェックスフォード州。地方の名産品に今いち乏しいアイルランドですが、その中にあって、ウェックスフォードといえば、まずいちごで名高く、またアイルランドの主食であるジャガイモもこの州が最大の産地だそうです。写真は左が麦畑で、右は、手前がラズベリー、その奥の上の方の濃い緑はとうもろこしだそうです。いずれも郊外に行くと普通に見られる光景です。 | ||
クルタウン は、内陸の町ゴーリーの外側、車で10分足らずの所にある港町で、ビーチもあって、夏のシーズン中は近郊の人々で大変賑わいます。 訪れた日もかなりの好天でしたが、思ったほどの混雑ではなく、家族連れなどがマイペースでのんびりと夏の日を満喫していました。 | ||
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