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今月のアイルランド

IRELAND THIS MONTH 今月のアイルランド
第九回 2005年1月  
キラーニー KILLARNEY

キラーニーは、日本で言えば箱根か日光か、あるいは軽井沢か。アイルランドの観光地の老舗。それだけに、ブームに乗じた軽薄な観光地とは違った貫禄と落ち着きが感じられます。それでも超閑散期の1月とあっては、観光客の姿もまばら。町は地元の人が目立ち、夏とは違った意味で、味わいのある町でした。


町並み は、明るく、天気の悪い冬でもくすんだ感じがありません。建物の色合いのせいでもありましょう。中心部の通りは、ホテル、レストラン、土産物屋、パブが多く、その合間合間に地元の人のための普通の商店も結構しっかりと頑張っています。そして実を言うと、町の中には観光的に見るべきものは殆どないのです。

馬車 は、キラーニー観光の一つの売り物で、観光タクシー代わりに使う観光客もいるそう。しかし1月の閑散期とあっては流石に商売は殆ど成り立っていないようです。第一あれに乗るなんて寒すぎます。それでも不思議なもので、時々、お客も乗っていない馬車が通りかかります。もしかしたらオーナーが自分の用事がてら、車がわりの交通機関として使っているのでは。でも、観光客っぽい人間を見れば、乗らないか、としっかり声をかけていますね。

 と山に囲まれたキラーニー、その真髄はやはり町を出て少しばかり郊外に行かなければわかりません。風の強い冬の湖は、遊覧船も運休で、寒々としていましたが、雨がやんだかと思うと少しばかり日が差してきたりして、その瞬間の美しさはなかなかのもの。夏は観光客でごった返すのでしょうが、この雄大な景色を独り占めできるのは、冬ならばこそです。

落葉樹 が実に芸術的です。町をちょっと出ると至る所に見られ、あるものは踊っているようであり、あるものはどっしりと落ち着いて静かに春を待っているようです。2月から3月になると、きっとこれらの木に鳥が巣を作るんです。そうすると、春も間近。自然の芸術のドラマチックなうつろいを肌で感じることができます。

ロス城 は、町に比較的近い史跡で、歩いても何とか行けます。木々に囲まれた静かなロス街道を2キロ余り、やがて前方に忽然と現れる、湖畔の城。14世紀築のタワーハウス型の城です。残念ながら冬の間は休館で、中に入ることはできません。その分、あたりは非常に静かで、少しロマンチックかも。但し湖からの冷たい風が強くて大変です。


ホテル は、町の中心にも郊外にも、至る所に沢山あります。 こんなに沢山あって共倒れしないのかと思うほどです。勿論、その他にB&Bもホステルもあるんですから、やはりここは大した所なんだと思います。かなりの部分、団体客で持っているという話です。
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